JKC訓練競技会とは…

訓練競技会

20151122_3訓練競技会とは、クラス分けされた犬と指導手が各訓練科目の習熟度を競い合う競技会です。
成績で順位が付けられ、上位者は表彰されるほか、トレーニング・チャンピオンポイントが与えられ、所定の条件を満たすと「トレーニング・チャンピオン(T・CH)」の称号を得ることが出来ます。

訓練競技会のクラス

競技会の内容は主催母体によって異なりますが、本部主催訓練競技大会の場合は以下のように分けられます。
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競技科目の一例

競技はコの字型で30mのコースで行われます。
指導手の左足側の横に犬の肩が添うように座らせる「脚側停座」が基本で、競技は脚側停座で始まって、脚側停座で終わります。

1.紐付き脚側行進

スタート地点で脚側停座後、コの字のコースに沿って指導手の左足側に犬を歩かせ、折り返し地点で方向転換し、スタート地点へ戻り、脚側停座で終わります。

2.紐無し脚側行進

リードをはずして「紐付き脚側行進」と同じ内容を行います。

3.停座及び称呼

脚側停座後、犬を座らせたまま指導手は犬から10m離れて向き合い、指示で犬を呼び寄せ、一旦指導手の正面で座らせてから、もしくは直接脚側停座させ終わります。

4.伏臥

脚側停座後、指示によりその場で犬に伏せさせ、指示により停座にもどし終わります。

5.立止

脚側停座後、指示によりその場で犬を立たせ、指示により停座にもどし終わります。

6.常歩行進中の伏臥

脚側停座から指示により常歩の脚側行進を行い、5m進んだところで犬に伏臥を命じ、指導手はそのままさらに10m進み、犬と向き合い、指示により犬のもとに戻って脚側停座に戻し終わります。

7.常歩行進中の停座

「常歩行進中の伏臥」の要領で停座を行います。

※1~5が家庭犬初等科の規定5科目(紐付き・紐無し脚側行進は往復常歩)、1~7が家庭犬中等科の規定7科目(紐付き・紐無し脚側行進の復路が速歩)以下8~はその他の科目の一例です。(アヴァンくんの中等科選択3科目です)

8.据座

脚側停座後、犬を座らせたまま指導手は犬から10m離れて向き合い、そのまま30秒経過後、指示により犬のもとに戻り終わります。

9. 遠隔・停座から伏臥

脚側停座後、犬を座らせたまま指導手は犬から10m離れて向き合い、指示により伏臥を命じ、指示により犬のもとに戻り脚側停座させ終わります。

10. 常歩行進中の伏臥及び称呼

脚側停座から指示により常歩の脚側行進を行い、5m進んだところで犬に伏臥を命じ、指導手はそのままさらに10m進み、犬と向き合い、指示で犬を呼び寄せ、一旦指導手の正面で座らせてから、もしくは直接脚側停座させ終わります。