血統にこだわるトイプードル専門ブリーダー

ラインブリーディングって?

ラインブリーディングって?

ブリーディングとは

ブリーディングとは、単に交配して子を増やす意味の繁殖では無く、好ましい形態や生態など各個体の遺伝的性質を後世に伝える事を目的として、計画的に行われる品種改良の作業です。品質の向上を目指して改良していくために計画的な交配がなされなくてはなりません。

ラインとは

ラインとは、血統を意味します。血統に関しては「血統書で何がわかる?」にも書いてありますが、本来持っている犬の素性、犬質、祖先犬である両親犬、祖父母犬、曽祖父母犬など、または、それ以前の祖先を把握しする事が必要です。この血統を調べて個体の背景を知りブリーディングの参考にします。
犬の歴史の中で、ドッグショーなどの名誉ある成績を持った犬やその子孫が優秀犬を作出する事が多く、チャンピオン犬などを持つラインが、良い犬を作り出す土台犬として多く実績があります。

繁殖の組み合わせ

1. インブリーディング(近親交配法)血統図

親子、兄妹、姉弟、従兄妹、従姉弟、叔姪などによる交配です。
この方法は、良い遺伝子を受け継ぐにはもっとも良い方法ですが、良い形態の遺伝が確実になる反面、不良形態の遺伝子があると、劣性遺伝が現れる恐れがあります。
3~4世代間でのインブリーディングは比較的、害が少ないと言われていますが、この方法を繰り返す事により、能力の低下、サイズ縮小、不妊、奇形、などの不良形態が出てくる可能性もあります。しかし、このような不良形態に関係する遺伝子を取り除く事が出来れば、確実な遺伝系統を確立でき、血統を維持するにも最も適した繁殖方法として、古くから行われています。
一般社団法人ジャパンケネルクラブでは、親子の交配、または同じ父母から生まれた兄妹・姉弟による「極近親繁殖」は通常認めていません(極近親繁殖は許可制としています)。

2. ラインブリーディング(系統交配法)

叔父と姪、祖父と孫娘のように親子兄弟以外の近親による交配で、3~5世代の同じ系統(ライン)に属する優秀な犬を抜粋して行う交配です。
この方法は「インブリード」より、不良形態の遺伝子による危険は少なく成る反面、良い形態の固定化も多少薄れますが、比較的、子犬の遺伝形態も安定して、一般に良く用いられる方法です。
犬の場合は、複数の系統の場合が多いので、ラインブリードの場合も、インブリードに近い場合があり、厳密な区別はできないようです。

3. アウトクロスブリーディング(系統間交配法)

5世代までに、父犬、母犬共に、同一犬がいない全く系統が異なる犬同士の交配です。
父、母両方の血統から優性の遺伝影響を受ける事になり、得られた形質をインブリーディングによって強化固定する事が行われます。しかし、アウトクロスブリーディングではインブリーディング、ラインブリーディングと比較して出産犬の質とタイプがバラバラに現れる事も多いです。

4. アウトブリーディング(系統外交配法)

一方の系統のなかで、インブリーディングかラインブリーディング、または、その両方があり、他方の系統とは全く血縁関係のない場合の交配です。
この交配の多くは、インブリーディングによる血統に、異なる血統を入れて近親の不良形態を解消するため行われる方法です。

5. インターブリーディング(変種間交配法)

同じ品種内の、毛質やサイズの違う同士の交配です。

6. アウトクロッシング(異品種間交配法)

新しい犬種を作るなど、特別な目的を持って異なる犬種を交配させる事です。

近交係数

近交係数いったいどこまでがインブリーディングで、どこからがラインブリーディングなのか、同様にアウト(クロス)ブリーディングとの境界は?これらの境界は人により見解が分かれますが、1つの考え方として「近交係数」というものがあります。
近交係数とは、近親交配の程度をパーセントで表現したもので、父から母までのライン上にある先祖の数だけ0.5を乗じ、他にもラインがあれば同様に計算し、全てを足したものです。
例えば、従兄弟(従姉妹)同士の交配の場合、従兄弟(従姉妹)というのは祖父・祖母が同じということですから、産まれてくる子から見ると、父(1代祖)から曾祖父(3代祖)を通り、母(1代祖)までのライン(祖先数は5)と、同様に曾祖母のラインがありますので、
0.5の5乗+0.5の5乗=0.0625
で、近交係数は6.25%と言うことになります。
人間の場合(日本の場合)近交係数6.25%まで認められています。また、乳牛の場合も6.25%以下に保つことが理想とされています。
当犬舎の場合は、便宜上、
インブリーディング(近交係数 4%以上)
ラインブリーディング(近交係数 4%未満、0.4%以上)
アウトブリーディング(近交係数 0.4%未満)
と定義しております。

 

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