トイプードルってどんな犬?

プードルの歴史

20150516_3499526プードルの歴史は古く、ローマ時代のレリーフにプードルと思われる巻き毛の犬が刻まれていたとか。歴史が古いために原産地を特定することは困難ですが、フランスで人気を博したことから、フランス原産とするのが一般的です。また、プードルの語源がドイツ語のPudel(プデル:水をパチャパチャ跳ねる)で、ドイツから移入された水辺の猟を得意とする犬が先祖犬といわれています。
16世紀ごろからフランスの上流階級の婦人の間で人気が高まりミニチュアサイズのプードルが作り出され、ルイ16世の時代にはトイプードルも作出されていました。

プードルの性格

性格は利口で活発、従順で活動的です。たいへん賢く、賢さにおいては全ての犬種の中でもボーダー・コリーに次いで第2位とも言われています。知能が高い犬なので、躾は入りやすいですが、甘えん坊で神経質な一面もあります。

プードルの外観と毛色

優雅な容姿で気品に富んだ風貌を備え、体長と体高がだいたい同じくらいのスクエア体型で均整がとれています。ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、アプリコット、クリーム、シルバー、ベージュ、レッド等の毛色があり、生後1ヶ月前後から退色が始まります。

プードルの大きさ

国際畜犬連盟(FCI)が定め、ジャパンケネルクラブ(JKC)が認可しているプードルのサイズは以下の4種類です。

1. スタンダード・プードル

オリジナルサイズのプードル。体高45cm〜60cm、体重15〜19kg。

2. ミディアム・プードル

近年指定されたサイズで知名度は低い。体高35cm〜45cm、体重8〜15kg。

3. ミニチュア・プードル

海外では人気のサイズ。体高28cm〜35cm、体重5〜8kg。

4. トイ・プードル

日本で最も人気のあるサイズ。体高24cm〜28cm、体重3kg前後。