クマ号(ADRIA TWIN 600 SPB FAMILY)はフィアット社のデュカトに架装をしたキャンピングカーです。
一般的な欧州車にも言えることですが、特にデュカトはヘッドライトが暗いです。
日本車の場合は、HIDやLEDの車も多くなって来ていますが、残念ながらデュカトはハロゲンでしかも暗い(涙)
キャンピングカーという性格上、夜走るというよりは、夜は停車してすごしている事が多いとは言え、やはり長距離の遠征などでは夜走ることもあり…という事で、LEDにバルブを交換する事にしました。

交換するバルブはこれ。
光量やサイズで迷ったのですが、どうせなら明るい方にしようとファン付きの9000LM 48W 6500Kにしました。
一応、ノイズキャンセラー付きです。
デュカットのヘッドライトは裏側にスペースがないので、一旦外しての作業になります。

ヘッドライトAssyを外すので、ボディ・バンパーと干渉しそうな部分は養生します。
ヘッドライトAssyは、2本のボルトで固定されています。

1カ所は内側の正面なので、わかりやすいのですが…もう1カ所は…

ヘッドライトAssy後方のフロントフェンダーの隙間にあります。
両方ともT型トルクスと呼ばれる星形のボルトになっています。

外したボルトです。奥のボルトは変わった形をしています。
2つのボルトを外したら、

ヘッドライトAssyを横にずらすと外れます。

ヘッドライトAssyの後ろにはコネクターがあるのですが、このコネクターのグレーの部分がストッパーになっていますので、これをずらします。

そうするとコネクターが外れますので、慎重にヘッドライトAssyを外します。

ヘッドライトAssyの裏側です。
今回はロービーム、ハイビーム、両方とも取れ変えたいと思います。
防水カバーを外します。

コネクターとバルブが見えます。
バルブはバネスプリングで止まっている物が多いように思うのですが、デュカットは2つの爪で止まっています。

ここと、反対側です。
コネクターを外し、この爪を外すと、バルブが外れます。

バルブは両方ともH7です。
LEDバルブの装着は、先ほど外した爪の奥までガチャッと押し込めば終わりです。

コネクターをつなぐ場合、極性があるので確認して接続します。

う〜ん(汗)さすが中華製、コネクターに隙間が…チョット気分が悪いので絶縁テープで巻いてからヘッドライトAssyの隙間に収納します。
一番の課題がコントロールユニットで、隙間に押し込んでおくかどうするか色々と場所を探したのですが、最終的には防水キャップに止める形にしました。

こんな感じで、コントロールユニットに両面粘着を貼り、防水カバーに貼る形で防水カバーを装着し、終了です。
あとはヘッドライトAssyを元に戻して完成!
暗くなった後で点灯テスト、明るい!!チョット明る過ぎたかも(汗)カットラインも大丈夫そうです。
写真を撮るのを忘れたので、後日…アップします。